2回目の債務整理

2回目の任意整理はできる?


2回目の任意整理(債務整理)はできる?

任意整理をして借金返済を楽にしたはずだけれど、再び返済が厳しくなってしまって・・・また債務整理したいけれど、任意整理は2回、3回とできる?
とい悩んでいる方もいると思います。
債務整理には回数制限がなく、何度でも行うことが出来ます
ですから、2回目の任意整理もできますし場合によっては個人再生や自己破産を選択して借金を大幅に減額、チャラにすることも可能です。
ただし、回数が増えるに従って債務整理が難しくなるケースも増えてきますので注意が必要です。

任意整理、債務整理は回数制限無し

去年、任意整理をしたけれど、やっぱり借金の返済が辛くて・・・

夫に借金は内緒にしていたので、絶対バレたくないから、と任意整理をしたんです。でも、専業主婦にはやはり借金返済は難しくて・・・もう払うのは無理です

以前、任意整理をしたけれど、やはり借金の返済が厳しくて継続しての支払いが難しい、という方もいらっしゃるでしょう。

最初は予定通りに返済を続けてきたけれど、

  • 会社での給料が下がってしまった
  • 交通事故を起こしてしまった(人身事故)
  • 家族が入院して突然、入院費が多額にかかってしまった
  • リストラされた

など突発的な出来事によって収入状況が悪化、任意整理の和解契約のある金額では返済ができなくなる可能性は、誰にでもあります。

その場合もう一度、債務整理をしたいといったことになりますが、2回目、3回目の債務整理は可能です。

借金をさらに減額したり、全て免債して生活を立て直すことができます。

ただし、当然ですがリスクや交渉の難しさは1回目よりも2回目の方が上がります

ケースにより任意整理(債務整理)の難易度が上がってしまうため、希望通りに減額交渉が進まないことも覚悟することが必要です。

1回目の任意整理とは別の債権者に任意整理の交渉をする場合

あなたにとっては2回目の任意整理でも、最初の時の任意整理の貸金業者(例えばプロミス)とは違う貸金業者(例えばアコム)に交渉をする場合には、特に問題無く任意整理の交渉をすることができます。

プロミスに対しては初めての任意整理の交渉となりますから、特に問題無くスムーズに交渉を進められることになります。

1回目の任意整理と同じ債権者に債務整理の交渉をする場合

難しくなるのはこちらのケースです。

再び同じ貸金業者に債務整理の交渉を行う場合

です。

考えてみると当然ではありますが、自己破産されるよりはマシ、と1回目の借金減額・支払いカットでかなり妥協して和解案を出している貸金業者としては、さらに借金の総額を減額するのは難しいですし、あなたの返済能力に大きな疑問をしまいます。

特に裁判所を通さずに行う任意整理の交渉は、

「相手の債権者が交渉に応じてくれて、初めて和解が成立する」

性質があります。

そのため同じ貸金業者に対しての任意整理では、返済スケジュールの見直しが交渉のメインとなってきます。

借金総額を減らさずに、借金返済がどうすれば可能になるか、といった交渉であれば交渉に応じてもらえる可能性があります。

もし、月々の返済額が下がれば継続して借金返済を続けていくことができる、といった方は2度目の任意整理の交渉も弁護士などに依頼をしてみる価値はあるでしょう。

任意整理、期間についての定め

任意整理の場合には、

・回数
・期間

これらについての定めはありません。

個人再生であれば、1回目の手続きから7年間は再度の手続き(再申し立て)ができません。

自己破産も、1回目の手続きから7年間は再度の手続き(再申し立て)ができません。

それと比べ、任意整理は回数、再度の手続きに関して決まりがないため、過去に任意整理を行った債権者に対しても何度でも手続きを行うことができます。

ただし、1回目の約束で返済が難しかった相手には、2回目はもっと厳しくなるのは先ほど見てきた通りとなります。

逆の立場なら、

「2回目も払えないのではないか、これ以上、任意整理に応じても無理な人ではないか?」

と考えると思います。

それでも任意整理の交渉を行うのですから、あまり良い和解条件は引き出せないこと、難しいことは認識しておくことは必要といえるでしょう。

2回目の債務整理は、個人再生か自己破産を考えた方が良い?

1回目に任意整理を行ったものの、環境の変化により返済が難しくなった場合には個人再生、もしくは自己破産を検討された方が良いかもしれません。

同じ貸金業者に2回目の任意整理の交渉を行うのも難易度が高いですし、借金の減額も難しいでしょう。

交渉出来るとすれば、毎月の返済額を減らし、返済期間を延ばすといった和解案です。

しかし、収入状況の悪化が背景にあるのであれば、毎月の支払い額が5万円から3万円に下がっても、返済が難しい・・・という方もいるのではないでしょうか。

その場合、個人再生や自己破産を考えた方が良いケースもあります。

個人再生、自己破産は裁判所を通して行います。

あなたの状況によっては貸金業者の同意なしに裁判所を通じて、借金減額ができる可能性があります。

家族に内緒の借金、バレずに任意整理をしたけれど・・・

多いのは「家族に内緒の借金だったので、バレにくい任意整理にこだわった」場合の返済が難しくなり、自己破産に至るケースです。

収入が元々無い専業主婦の方もそうですが、正社員として働いてたとしても自分の怪我・病気、もしかすると会社の倒産やリストラによって職(収入)を失う可能性もあります。

当初の予定通りに返済が不可能になった場合、滞納する回数が増えたり、滞納期間が長くなってくると貸金業者からの督促がきます。

そこで結局は家族にバレる可能性が高いですから、早めに債務整理の専門家に相談をして、対策を考えることが必要といえます。

借金問題は放っておいても自然には解決しませんし、どこまでも追いかけてきます。

借金返済のために他の貸金業者から新たにお金を借りる、といったことだけは避けた方が良いでしょう。

ヤミ金業者には注意が必要です

もしかすると自己破産の後にまたお金が必要になることもあるかも知れません。

しかし、自己破産をするとブラックリストに載りますので5年~10年は新たにお金を借りることができません。

でもお金がどうしても必要・・・といった時に、手を出してしまう可能性があるのが闇金です。

「ブラックリストに載っていても融資可能」

といった言葉には気をつける必要があります。

最近はソフト闇金といった貸金業者も増えているそうです。

新たな借金地獄の始まりになる可能性が非常に高いです。

もしヤミ金業者から借りてしまった場合には、早めにヤミ金業者に対しての実績がある弁護士、司法書士に相談をすることが必要です。
(闇金対応している法律事務所などを選ぶ必要があります)




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